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【2022.11.05】たのしい日本語教室交流会 10周年に寄せて



たのしい日本語教室交流会 10周年に寄せて

実行委員長 長谷川実


今年、令和4年11月に「楽しい日本語教室交流会」は10周年を迎えました。

平成25年春に当時の神戸事務局長から「新潟市内の日本語教室の情報共有と親睦を促進する交流会があったらいいですね」とお話があったのが交流会スタ-トのきっかけでした。「交流会の名前はどうします?」と局長さんから聞かれたので「たのしい日本語教室交流会はどうですか」と私が答えました。「いいですね」即決でネーミングが決まりました。


その後何回か打ち合わせがあり、いろいろなアイデアが出てその結果、日本語学習者のスピ-チ発表、パワーポイントを使った国の紹介、各国の料理の食べ比べ、母国の踊りや歌や楽器演奏などが披露されました。太極拳や日本語による紙芝居、フラダンスは何回も練習を重ねた様子が分かりその熱意に惜しみの無い温かい拍手が送られました。人気のあった一つが学習者による日本の着物のファッションショーでした。スタッフが2時間前から着付けを手伝い、完璧な装い姿で会場の中央を歩きました。艶やかにモデルを演じた人たちに参加者はうっとりと見とれていました。


交流会の後半はビンゴゲ-ムで盛り上がり「幸せなら手をたたこう」を合唱して閉会するのがいつものスケジュ-ルでした。残念ながらコロナ禍で料理や大きな声を出すパフォーマンスは出来なくなりましたがスピ-チ発表や母国の紹介は継続しています。民族衣装を着て国の歴史や家族の様子を話しする時の学習者の表情は明るく自信に満ちています。


交流会が実施されるまでは教室のお互いの様子が分からない状態でしたが交流会ではお互いの顔が分かり情報の交換や困りごとを相談し合えて共通の話題ができ、とても良い交流の場になっています。

 

10周年を迎えて、コロナ禍にあっても休むことなく続けられたのは協会のスタッフの皆さんの弛まないご努力と各教室の皆さんの熱意のおかげと改めて感謝申し上げます。交流会が末永く続くことを祈るとともに、新潟市内の日本語学習者のレベル向上と教室の重要性が高まることを願ってやみません。

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